インターネットが遅い時、LANケーブルを変えてみよう

そもそもLANケーブルってどんなもの？

LANケーブルはパソコンを有線でインターネット接続する際に必要不可欠なケーブルです。インターネットの通信を一手に担っているため非常に重要な役割を持っています。

青色のものが一般的かと思いますが、よく見てみると色や長さや形状など、様々なものがあります。一度家電量販店のLANケーブルコーナーに行ってみると、その量の多さに驚くと思います。

インターネットの通信速度に影響するのは「カテゴリー」と呼ばれる項目で、一般的に流通しているLANケーブルは「5」「5e」「6」と言ったものが主流となります。見方はシンプルで数字が大きいほど速い通信速度に対応できることを示しています。

下記に一覧をまとめてみました。

LANケーブルのカテゴリー表記は、以下のようにLANケーブル本体に記載されています。

昨今のインターネット回線は光ネクスト・ギガラインや光ネクスト隼など1Gbpsを超える回線が主流となりつつあります。そのため最低でもCAT5eカテゴリー5eのLANケーブルを使わないと、1Gbps回線の恩恵を受けることは出来ません。

自分のインターネット環境で使っているLANケーブルを全て確認してみて、CAT5eカテゴリー5e以下の規格であればLANケーブルを変えることをオススメします。 LANケーブルが複数本ある場合は全て変えないと意味がありませんので注意しましょう。

LANケーブルは経年劣化や初期不良などで断線してしまっている場合もあります。ビニール膜に覆われているのでぱっと見わからないので、インターネットの通信速度に影響する前に定期的に変更するといいでしょう。

インターネットが遅い原因は別なところにあると思っていいでしょう。そもそもLANケーブルは機器と機器をつなぐ橋渡し的なものなので、インターネットの出口となる回線やプロバイダーが遅くなっていたらどれだけスペックが高くて速いLANケーブルを使ったところで速度は改善しません。

まずは回線事業者や契約中のプロバイダーへ問い合わせてみましょう。

もしも原因がプロバイダーにある場合、規制なし制限なしのプロバイダーに乗り換えることでインターネットの速度が劇的に改善する可能性があります。その時はプロバイダーの乗り換えを検討してみることをオススメします。

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