インターネットが遅い時、LANポートをチェックしてみよう

そもそもLANポートってなんだろう？

LANポートはパソコンやルータなどの機器のLANケーブルを装着するポート（差込口）を指し、規格によって通信速度の上限が変わってきます。 LANケーブル同様、通信の肝となっている重要なものです。

LANポートの規格には10BASE-Tや100BASE-T、1000BASE-Tなどがあります。数字の部分が転送量を表しているので、単純に数字が大きいほど速い通信速度に対応できることを示しています。

下記に一覧をまとめてみました。

昨今のインターネット回線は光ネクスト・ギガラインや光ネクスト隼など1Gbpsを超える回線が主流となりつつあります。そのため最低でも1000BASE-TのLANポートでなければ、1Gbps回線の恩恵を受けることは出来ません。

LANポートは基本的にパソコンやルータなどの機器自体に内蔵されているものなので、残念ながらLANケーブルのように手軽に変えられるものではありません。

ルータなどの外付け機器であれば機器そのものを買い換えることで変えることができます。

しかしパソコン本体の場合はネットワークカード（またはLANカードやネットワークアダプタ）と呼ばれる部分の入れ替えが必要です。パソコンの物理的なカスタマイズとなりますので、パソコンやハードウェアの知識が乏しい方はやらないほうが懸命です。

インターネットの遅い原因は別なところにあると考えていいでしょう。ご自宅の機器など自分で確認できる環境に何も問題がなければあとは回線かプロバイダーで速度が遅くなっている可能性が高いです。

回線事業者かプロバイダーへ問い合わせてみるといいでしょう。

もしインターネットの遅い原因がプロバイダーであった場合、規制なし制限なしのプロバイダーへ乗り換えることでインターネットの速度が劇的に改善する可能性を秘めています。何を試しても速度が遅いままだったらプロバイダーの乗り換えを検討してみてください。

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